50代を本気で生きてみる

40歳で選んだパデルの道。50代は新たな挑戦を!

日本パデル協会の副会長を退任したわけ

10年前の2015年

ITからパデルへと転身し、それからの10年間、パデル協会の副会長としてまたPadel Asiaの代表としてパデル発展に全身全霊を注いできました。

協会では、副会長として国内のプロモーション、ビジネス、協賛活動、大会運営などパデル普及活動を担当して参りましたが、50歳という節目を迎え日本パデル協会の理事及び副会長を退任し、別の立場からパデル界を盛り上げていくことを決意いたしました。

そして今日、3月26日。

50歳の誕生日を迎え、新たな挑戦を決意いたしましました。

先日、3月15日に開催されたJPA AWARDSにて、正式に日本パデル協会の副会長辞任を発表いたしました。

「なぜ今、このタイミングで辞めるのか?」

そう疑問に思う方もいると思います。 今日は、その決断に至った理由を、率直にお伝えしたいと思います。


1. 日本パデルの現状に対する危機感

2023年、コロナが収束し、スポーツ業界は活気を取り戻し始めました。しかし、日本のパデルは……停滞していました。

一方、諸外国ではコロナ禍に「非接触型で老若男女が楽しめるスポーツ」として「パデルブーム」が巻き起こり、パデル発展途上国だった国でもコート数、競技人口が右肩上がりで成長していきました。

日本のパデル施設・コート数推移

地域別パデルコート数推移

人口100万人あたりのコート数上位国

各国のパデルコート数

特に北欧、アジア、アフリカでの成長は目を見張るものがあります。

最近では日本の選手がスペインだけでなくアジアの大会に挑戦するようになり、海外でのパデル発展の勢いを見聞きする機会が増えてきました。

他スポーツに目を向けるとアメリカで人気のラケットスポーツ「ピックルボール」の競技人口が日本でも急増し勢いを感じています。

海外ではパデルコートが50を超えると、一気に爆発的な成長を遂げる傾向があります。 パデルの成長戦略で「50コートの法則」ですね。

しかし、日本は50コートを超えても、大きなブレイクスルーが起こっていません。

「このまま協会の副会長を続けることで、本当に日本のパデルの成長につながるのか?」

2年ほど前からそんな葛藤を抱えるようになりました。


2. パデル協会の変革と成長

どんな組織も成長とともに必要な人材が変わります。2016年の協会設立当初は、中塚、玉井、高松、木村でスタートし、その頃は「何もないゼロの状態」。

だからこそ、持てるすべてを使って、ただひたすらに走り続けるしかありませんでした。

会長のアントニオは、FIP(国際パデル連盟)の理事としても活躍し、日本パデル界を国際舞台に押し上げました。 高松伸吾は日本代表監督として、選手強化に尽力し、海外遠征にも帯同など昼夜問わず尽力してくれました。 木村は裏方として支え続け、私たちが全力で前に進めるようサポートしてくれました。

2016年国際パデル連盟(FIP)の加盟直談判に

スペイン大使館でエバンジェリストMT

パデルワンほしだで関西初となる全日本選手権を開催

全日本選手権でお馴染み「玉松のお茶の間実況」

このメンバーとともに協会運営ができたことを誇りに思います。

その結果、日本のパデルは、

「24施設・50コート・42,000人の競技人口」

まで成長しました。

「0→1」のフェーズを終え、次なるステップ

「1→50→100」

へ進む時がきたのです。

2032年のオリンピック正式種目化を見据え、組織運営の在り方も変えていく必要がある——。 だからこそ、新陳代謝が必要だと判断し、退任を決意しました。

2032年のオリンピック正式種目化を見据え、組織運営のあり方も変えていく必要があります。そこで、ダイナミックな新陳代謝が必要と判断し、このタイミングでの退任に至りました。

現理事であるアントニオ、高梨さん、壽梨さん、岩本さんにはこのような判断に理解を頂き、本当に感謝しています。

また、新たに理事に就任された永野さん、田中さん、小宮さんとの出会いはとても大きく、必ず新たなパデル協会とともに日本パデルの発展を実現してくれると思っています。


3. 自分自身の新たな挑戦

「玉井さん、パデルってうまくいってるよね。」

そう言われることがありました。

「いやいや、まだ1割も達成できていないのに、成功してると思われてるのはまずい、、。」

日本のパデルの現在地、課題、そして目的地までの距離。 それを正しく伝え、協力してくれる人たちと共に成長していかなければならない。

そんなことを考えていた昨年9月、 YouTubeの人気番組「令和の虎」主催者・岩井さんの生前葬に参加しました。

彼はがんの余命宣告を受けながらも、自分の生き方を最後まで発信し続けました。 彼の生き様は「本気」そのもの。 「令和の虎」で新たな文化を創り上げ、私たちに強烈な影響を与えました。

その生前葬で、私は心の奥底からこんな感覚が芽生えました。

「自分の生き方を通じて、パデルを広めることができないか?」

そう考えたとき、新しい挑戦を決意しました。

YouTubeチャンネル 玉井勝善の全国パデル化大作戦〜覚悟の陣〜

www.youtube.com


今後の活動

パデル協会は離れますが、パデル業界からいなくなるわけではありません。 むしろ、今まで以上にパデルビジネスをメインに動いていきます。

その活動や構想は改めてYoutubeチャンネルでお伝えさせていただきますが、次回の動画は 3/27に配信予定で、月に数本、配信していく予定です。

パデルに興味がある方はもちろん、スポーツビジネスやニュースポーツ、新規事業や地方創生に 興味ある方にぜひご覧いただきたいと思っています!

■ パデル施設運営の拡大

  • 土地所有者、投資事業者、運営事業者をつなぎ、遊休地を活用したパデル施設を増やす
  • 収益性のあるビジネスモデルを構築し、参入障壁を下げる(助成金活用、設備投資額の削減)
  • 仮設コートを活用し、施設開設のハードルを下げる

■ パデル関連事業への進出

これらの活動を通じて、パデルに興味を持つ人々や協力者を増やし、必ず!!日本のパデル市場を拡大していきます。


私の50歳の挑戦は、ここからが本番です!

🔥 壁を超えてけ!!🔥

そして、今日3月26日は私の50歳の誕生日。 もし「おめでとう!」と思ってくださった方がいたら、誕生日プレゼントの代わりに、ぜひ——

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日本のパデル発展に改めて力をお貸しください!